耐環境型 延長センサケーブル
耐環境型のアブソコーダ検出器と変換器を接続するケーブルです。
					      使用方法や環境からケーブルを選定します。

耐環境型センサタイプ
形式選定

- ①ケーブル種類
 - 
								
記号 種類 4P-S 標準ケーブル 4P-RBT ロボットケーブル 4P-URT 準耐熱ロボットケーブル 4P-HRT 耐熱ロボットケーブル 4P-RL リール巻き込みケーブル  - 
								
記号 種類 3S-S 標準ケーブル 3S-RBT ロボットケーブル 3S-URT 準耐熱ロボットケーブル 3S-HRT 耐熱ロボットケーブル  - 
								
記号 種類 5S-SLA 標準ケーブル 5S-RBT ロボットケーブル 5S-HRT 耐熱ロボットケーブル  
2相⽤
3相⽤(VRE-16TS100, VLS-8SM)
3相⽤(MRE-1024S16TS100)
- ②端末処理(変換器側)
 - 
								
記号 種類 01 変換器接続⽤コネクタ(R04-PB9M8.0A) 27 中継⽤⼤型コネクタ 
(NWPC-4012-Ad14)43 標準中継コネクタ(NJW-2012-PM8) 51 標準中継コネクタ(NJW-2012-PM10) 90 圧着端⼦(R1.25-4) 91 圧着端⼦(R2-4)  - ③端末処理(検出器側)
 - 
								
記号 種類 26 中継⽤⼤型コネクタ(NWPC-4012-P14) 40 センサ直結⽤コネクタ(NJW-2012-PF8) 44 標準中継コネクタ(NJW-2012-AdF8) 52 標準中継コネクタ(NJW-2012-AdF10) 55 ⼤型コネクタ(NWPC-4012-P12) 90 圧着端⼦(R1.25-4) 91 圧着端⼦(R2-4)  - ④ケーブル⻑ [単位:m]
 - 
								
記号 ケーブル⻑ 4P-S 2,3,5,8,10,15,20,25,30,35,40,45,50 4P-RBT 3S-S 3S-RBT 5S-SLA 5S-RBT 記号 ケーブル⻑ 4P-URT 5,10,15,20,25,30,35,40,45,50 4P-HRT 4P-RL 3S-URT 3S-HRT 5S-HRT 上記以上の⻑さをお求めの場合は10m単位の製作となります。
 
仕様
標準センサ用ケーブル仕様
| 項目 | 仕様 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 形式 | 4P-S | 4P-RBT | 4P-RL | 4P-URT | 4P-HRT | 
| 種類 | 標準ケーブル | ロボット ケーブル  | 
							リール巻き⽤ ケーブル  | 
							準耐熱ロボット ケーブル  | 
							耐熱ロボット ケーブル  | 
				    	
| 外径 | Φ8 | Φ29 | Φ8 | ||
| 使⽤周囲温度範囲 | -5~+60℃ | -30~+75℃ | -5~+105℃ | 0~+150℃ | |
| 特性 | 延長距離を長くできる | 耐屈曲性に優れ可動部にも使⽤できる | 耐熱性、耐屈曲性に優れ可動部にも使⽤できる | ||
| 絶縁体 | 照射架橋発砲 ポリエチレン  | 
							ETFE樹脂 | エチレンプロピレンゴム混合物 | ETFE樹脂 | |
| シース | 塩化ビニール混和物 | クロロプレン 混合物  | 
						  	耐熱性塩化ビニール混和物 | フロンレックス | |
| 線芯数 | 8芯 シールドなし(2P) + シールド付き(2P)  | 
							8芯 シールド付き(4P) | 8芯 シールドなし(2P) + シールド付き(2P)  | 
						||
| 色 | 灰色 | 黒色 | |||
| 適用検出器 | VRE-P061,VRE-P074,VRE-P101 VRE-10TP068,VRE-10TP101 MRE-□SP061,MRE-□SP074,MRE-□SP101 SCHH/SCAH,CSAH,SCJJ,SCM/SCJ IRS-51.2P,IRS-32.8P  | 
						||||
高分割センサ用ケーブル仕様
| 項目 | 仕様 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 形式 | 3S-S | 3S-RBT | 5S-RBT | 5S-SLA | 3S-URT | 3S-HRT | 5S-HRT | 
| 種類 | 標準 ケーブル  | 
							ロボット ケーブル  | 
							標準 ケーブル  | 
							準耐熱 ロボット ケーブル  | 
							耐熱ロボット ケーブル  | 
				    	||
| 外径 | Φ8 | Φ8.5 | Φ20.5 | Φ8 | Φ9.5 | Φ11.5 | |
| 使⽤周囲温度範囲 | -5~+60℃ | -5~+105℃ | 0~+150℃ | ||||
| 特性 | 延長距離を長くできる | 耐屈曲性に優れ可動部にも使⽤できる | 延長距離を長くできる | 耐屈曲性に優れ可動部にも使⽤できる | 耐熱性、耐屈曲性に優れ可動部にも使⽤できる | ||
| 絶縁体 | 照射架橋発砲ポリエチレン | ETFE樹脂 | 照射架橋発砲ポリエチレン | ETFE樹脂 | |||
| シース | 塩化ビニール混和物 | 耐熱性塩化 ビニール 混和物  | 
						  	フロンレックス | ||||
| 線芯数 | 7芯 シールド付き(1T) + シールド付き(2P)  | 
							11芯 シールド付き(1T) + シールド付き(4P)  | 
							7芯 シールド付き(1T) + シールド付き(2P)  | 
							7芯 シールド付き(1T) + シールド付き(2P)  | 
							11芯 シールド付き(1T) + シールド付き(4P)  | 
						||
| 色 | 濃茶⾊ | ⻘⾊ | 濃茶⾊ | ⻘⾊ | 黒⾊ | ||
| 適用検出器 | VRE-16TS100 VLS-8SM  | 
							MRE-1024S16TS100 | VRE-16TS100 VLS-8SM  | 
							MRE-1024 S16TS100  | 
						|||
組み合わせ
1回転型アブソコーダ検出器 VRE
                    	多回転型アブソコーダ検出器 MRE
						アブソコーダ検出器⼀体型シリンダ CYLNUC
						シリンダ内蔵型アブソコーダ検出器 Inrodsensor
						例①

例②

例③

例④

高分割 1回転型アブソコーダ検出器 VRE
						⾼分割 直線型アブソコーダ検出器 VLS
						例⑤

例⑥

⾼分割 多回転型アブソコーダ検出器 MRE

外形図
延長センサケーブル
						4P-S-0144 / 4P-RBT-0144 / 4P-URT-0144
                        
延長センサケーブル
						4P-S-4344 / 4P-RBT-4344 / 4P-URT-4344 / 4P-HRT-4344
                        
延長センサケーブル
						4P-RL-9191
                        
延長センサケーブル
						4P-S-0155 / 4P-RBT-0155 / 4P-URT-0155
                        
延長センサケーブル
						4P-S-0190 / 4P-RBT-0190 / 4P-URT-0190
                        
延長センサケーブル
						5S-RBT-4355
                        
延長センサケーブル
						4P-S-9044 / 4P-RBT-9044 / 4P-URT-9044 / 4P-HRT-9044
                        
延長センサケーブル
						4P-S-9090 / 4P-RBT-9090 / 4P-URT-9090 / 4P-HRT-9090
                        
標準ケーブル、JKPEV-Sケーブルとロボットケーブル、準耐熱ロボットケーブル、
					耐熱ロボットケーブルを混⽤して延⻑する場合の制約について
                    変換器とセンサ間の接続ケーブルを延⻑する場合、固定部には標準ケーブル(S)またはJKPEV-Sケーブル、可動部にはロボットケーブル(RBT)、準耐熱ロボットケーブル(URT)または耐熱ロボットケーブル(HRT)を使⽤します。
このように混用して延長する場合、センサが正常に動作できるケーブル最大長は標準ケーブル単体の場合と比べて短くなるため、その長さの範囲内で使用してください。
                        この制限を超えて使用されますと正常に動作しない場合があります。
ここでは、ロボットケーブルの長さを決めた後、標準ケーブルでさらに延長できる最大長さを算出する方法を説明します。
(1) 仕様上、各ケーブル単体で延長できる最大センサケーブル長を、選定した変換器またはコントローラから
							  参照します。
                              (変換器とセンサの組合せによって異なります。)
 a. 標準ケーブル単体での最大センサケーブル長:L1(m)
                           b. ロボットケーブル単体での最大センサケーブル長:L2(m)
(2) 使用するロボットケーブルの長さ Lr(m) を、図面・計測などから決めてください。
                              このとき、前述(1)のL2 を超えない長さとしてください。
(3) 標準ケーブルで延長できる最大長 Ls(m)は、下記の計算式から求めることが出来ます。
計算式
Ls(m):標準またはJKPEV-Sケーブル
Lr(m):ロボット、準耐熱ロボットケーブルまたは耐熱ロボットケーブル

ケーブル構成



