標準型 延長センサケーブル

標準型のアブソコーダ検出器と変換器を接続するケーブルです。
使用方法や環境からケーブルを選定します。

写真:センサ延長ケーブル

標準型センサタイプ

形式選定

形式例:3P-S-0102-□

形式 ①ツイストペア数 ②適用検出器 ③ケーブル種類 ④変換器側
コネクタ形式
⑤検出器側
コネクタ形式
⑥ケーブル長
[単位:m]
3P-S
-0102-□
3 P S 01 02 2,3,5,8,10,
15,20,25,30,
35,40,45,50
3P-RBT
-0102-□
3 P RBT 01 02
4P-S
-0102-□
4 P S 01 02
4P-RBT
-0102-□
4 P RBT 01 02
3S-RBT
-0102-□
3 S RBT 01 02 2,3,5,8,10,
15,20,25,30,35,40
3S-RBT
-0103-□
3 S RBT 01 03 4,6,8,10,15,
20,25,30,35,40
4P-RBT
-0103-□
4 P RBT 01 03
①ツイストペア数
3[3ペア] 4[4ペア]
②適用検出器
P[標準タイプ] S[高分割タイプ]
③ケーブル種類
S[標準] RBT[ロボット]
④変換器側コネクタ形式
01[R04-PB9M8.0A]
⑤検出器側コネクタ形式
02[R04-JB9F8.0A] 03[R04-PB9F8.0A]
⑥ケーブル長
上記以上の長さをお求めの場合は10m単位の製作となります。

仕様

標準センサ用ケーブル仕様

                    
項目 仕様
形式 3P-S 4P-S 3P-RBT 4P-RBT
種類 標準ケーブル ロボットケーブル
外径 Φ8
定格電圧 AC30V
周囲
温度
使用時 -5~+60℃ -5~+60℃
保存時 -5~+60℃ -10~+60℃
絶縁体照射架橋発砲ポリエチレン ETFE樹脂
シース 塩化ビニール混和物
線色 灰色 黒色
特長 延長距離を長くできる 屈曲性に優れ可動部に使用できる
適用検出器 VRE-P028
VRE-P062
CSAシリンダ
MRE-32SP062
MRE-G□SP062
VLS-□PW
VRE-P028
VRE-P062
CSAシリンダ
MRE-32SP062
MRE-G□SP062
VLS-□PW

高分割センサ用ケーブル仕様

                    
項目 仕様
形式 3S-RBT
種類 ロボットケーブル
外径 Φ8
定格電圧 AC30V
周囲
温度
使用時 -5~+60℃
保存時 -10~+60℃
絶縁体ETFE樹脂
シース 塩化ビニール混和物
線色 青色
特長 屈曲性に優れ可動部に使用できる
適用検出器 VRE-16TS062

組み合わせ

1回転型アブソコーダ検出器 VRE
センサ一体型シリンダ CSA

延長センサケーブル3P-S-0102/3P-RBT-0102

 

高分割 1回転型アブソコーダ検出器 VRE

延長センサケーブル3S-RBT-0103/3S-RBT-0102

 

多回転型アブソコーダ検出器 MRE

延長センサケーブル4P-S-0102/4P-RBT-0102

 

直線型アブソコーダ検出器 VLS

延長センサケーブル4P-RBT-0103/4P-S-0102/4P-RBT-0102

 

外形図

延長センサケーブル
3P-S-0102 / 3P-RBT-0102 / 4P-S-0102 / 4P-RBT-0102 / 3S-RBT-0102

延長センサケーブル3P-S-0102/3P-RBT-0102/4P-S-0102/4P-RBT-0102/3S-RBT-0102

 

延長センサケーブル
3S-RBT-0103 / 4P-RBT-0103

延長センサケーブル3S-RBT-0103/4P-RBT-0103

 

標準ケーブルとロボットケーブルを混用して延長する場合の制約について

変換器とセンサ間の接続ケーブルを延長する場合、固定部には標準ケーブル (S)、可動部にはロボットケーブル (RBT)を使用します。

このように混用して延長する場合、センサが正常に動作できるケーブル最大長は標準ケーブル単体の場合と比べて短くなるため、その長さの範囲内で使用してください。
この制限を超えて使用されますと正常に動作しない場合があります。

ここでは、ロボットケーブルの長さを決めた後、標準ケーブルでさらに延長できる最大長さを算出する方法を説明します。

(1) 仕様上、各ケーブル単体で延長できる最大センサケーブル長を、
  選定した変換器またはコントローラから参照します。
  (変換器とセンサの組合せによって異なります。)

 a. 標準ケーブル単体での最大センサケーブル長:L1 (m)
 b. ロボットケーブル単体での最大センサケーブル長:L2 (m)

(2) 使用するロボットケーブルの長さ Lr (m) を、図面・計測などから
  決めて下さい。
  このとき、前述(1)のL2 を超えない長さとしてください。

(3) 標準ケーブルで延長できる最大長 Ls (m) は、
  右の計算式から求めることが出来ます。

計算式とケーブル構成

ケーブル長の計算式